ちょっと一息、ブレイクタイム。
弊社社屋周辺の、四季折々の風景をお届けします。
9月になりました。
新秋の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
朝晩は随分と過ごしやすくなり、日によっては肌寒いくらいですが
この日は久し振りに朝からよく晴れ、ゴミ拾いにはちょっと暑すぎるなという
秋晴れでした。風はあるんですけれど、日差しが…突き刺さります…。
そんななかでも、着実に季節はめぐりそこかしこに曼珠沙華が
赤く大きな花を転々と咲かせていました。
お彼岸だなぁと思いながら、昔はこの花を覗き込んではいけないと
祖母に言われていたことを懐かしく思い出します。
少し調べてみると、この曼珠沙華、迷信の他に別名だけでも本当に沢山あるようで
彼岸花、地獄花、痺れ花、狐の松明…これだけで長い間、人と共にあったことを
連想させてくれます。
あ、美しい花には毒があるとはよく言いますが、
曼珠沙華は全草有毒、アルカロイド系の毒を持っているようなので
もし持ち帰ろうと思われる時はお気をつけ下さい。
特に毒性が強いのは鱗茎、ただし経口摂取で症状が出ますので
花や茎に触れる程度では問題ないようです。
昔は適切な方法でこの鱗茎の毒を抜き、貴重なでんぷんのひとつとして
食用されることもあったとか。
たまたま写真を撮った事をきっかけに、今まで知らなかった
曼珠沙華の事を、少し知ることが出来ました。
知ってるようで知らない身の回りの事、
探してみるのも、秋の夜長には良いかもしれません。